ITによる働き方改革について、使う現場をわかってるの本当に?

6/14 名古屋の吹上ホールで開催されていた、日経BP社主催の働き方改革やIoTJapan のイベントに行ってきました。

 

会社内でいかに会議を簡単にするか、ペーパーレス化するかという業務効率化に役立ちそうなシステム

サテライトオフィス、テレワークが便利になりそうなシステム

プロジェクトを複数の人数で進めるために必要な、情報共有化のシステム

 

などなど。各社名前は違いますが、おおよそこのような業務が便利になるシステムの話を聞いてきました。

 

20年以上前から10年ほどIT系の仕事をしていた私は、仲間5人のうち、

一人はフランス、一人は東京と離れた環境にいて、それでも共通の仕事をしていました。

その頃はインターネット環境はデータ容量がまだ少なく、今のようなクラウドは無い、ネット会議システムも無かったので、連絡は主にメールだけ。

しかも一人はフランスなので、こちらが夕方頃あちらは仕事を始めるという時差あり。

 

それでもほとんど支障なく仕事ができていました。

 

それから10年以上経って、自由な場所で自由なスタイルで仕事ができる環境面はかなり進みました。

クラウドのファイルやメール本文の中をAIを使って検索して、関連と思われる書類を出してくれたり、これじゃない?と提案してくれたりする機能は、確かに多少助かるかなと思います。

一方セキュリティ対策は以前と比べられないほど大変になっていて、そこにかける苦労は増えました。

 

プラスマイナスを考えると、どれぐらい働き方改革になってるかなと考えてしまいましたね。

 

そして、なんでしょうね。このモゾモゾした感じは。

たぶん、既存の会議や働き方を前提に作ってあるシステムが多いので、

ものすごく管理的なところが違和感満載。

 

例えば、PCのログイン・ログアウト管理は、まあわかるとして、

PCを触らない時間が5分経過すると、管理画面にその端末は業務停止と表示される。再開すると業務再開と表示。

この停止時間があまりにも長いと、PCつけっぱなしにして何をしていたんだと注意できます。とか。

 

WEB会議システムで、何人か参加している時発言する場合は、「手を上げる」ボタンを押し→管理者が「承認」ボタンを押すと、その人に「発言OK」マークが付き、そうなれば発言できる。とか。

そんなことやってる間に、意見言う気失せるよ・・・

むしろそれを狙ってる????

 

もっと管理的になってない?という機能がたくさんあって、

企業内の要望をあれこれ盛り込んで作ったんだなあというシステムがちらほら見受けられました。

「小規模の場合は導入できないですよね?」とおずおず聞いてみると、

「いえいえ、10人から入れられます」という返答が・・・

 

中小企業は、こんな管理をしている暇はありません。

もっとシンプルに感覚的に使え、創造力が湧くものじゃないと。

そして、大企業だって、導入した方が枠にはめられて窮屈になるんじゃないのって不安になりました。

イノベーション起きそうもない・・・

 

根底に信頼感の感じられない技術って何のためにあるのか?

ふと考えてしまう時間でした。

 

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