働き方改革と女性活躍推進を別立てで捉えるな

ある会社の話です。

 

人事のご担当者様は、女性活躍推進をすべきだと考えています。

その会社は製造業。全社員に占める女性の数は10%程度。

女性が少ないので意見を言いやすくするためにも増やすべきという点と

採用が困難になってきているので、今まで男性しか採用していなかった方法を変えて、広く募集すべきだなと考えているという二点からです。

 

しかし、経営層は、女性活躍推進には関心がありません。

どのように経営層に提言したらいいかというご相談でした。

 

この会社には働き方改革の業務命令がくだっていて(経営層はこちらは必要性を感じているようです)、対策に乗り出したところです。

 

そこで、私がアドバイスしたのは、

働き方改革の中身は業務改善(各人の仕事の効率化を考える)だったので、

それと女性活躍推進を組み合わせて実行したらどうかというものです。

 

例えば

今まで一人の男性がやっていた業務の中身を見直し、

二人分の女性の仕事に置き換えてみる。

あるいは、もっと細かくしてパートの時間でデキる仕事として組み替えてみる。

 

又は、二人の男性がやっていた業務内容を、三人分にしてみるなど。

 

そういう視点を入れて業務改善すれば、

一人の男性の正社員の採用が難しくても、

二人のパートの女性を採用することはできるかもしれない。

あるいは、シニアの再雇用もあるのでは?という発想の広がりを産み出すことができます。

 

男性の正社員を採用したいという一点バリですと、その対策以上の発想が中々出てきません。

そこで、新しいアイディアを産み出すきっかけに、女性活躍推進という視点を取り入れてみてはいかがでしょうかと私はよくお伝えします。

 

実際に女性の採用が増えるかどうかは結果です。

まずは視点を増やして、考え方を柔軟にしてみる。

女性活躍推進は、企業にこういう点でも貢献します。

 

 




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